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風水害を知って防ごう

「まだ大丈夫」という油断が災害を招く


防災土木などの進歩により、かつてのような大規模な風水害は起こりにくくなっていますが、集中豪雨などで局地的な災害は、多数発生しています。
風水害がやっかいなのは、原因となる天候の変化や水量の変化などが徐々に起こるため、危険に気づいたときには自分ではどうにもならない状況になりやすいことです。
● 気象注意報・警報・情報の種類
種   類          発表の時期
注意報  風雪、強風、大雨、洪水、浸水、高潮、大雪、濃霧、雷、
 雪崩、着氷、霜、融雪、波浪など
 災害が起こるおそれがある場合
警 報  暴風、暴風雪、大雨、大雪、高潮、波浪、洪水、浸水など  重大な災害が起こるおそれがある場合
情 報  台風、低気圧、大雨、長雨など  注意報、警報を補完する必要がある場合など
● 風と被害
階  級 最  大  風  速
風速10m/s  かさがさせない
風速15m/s  看板やトタン板が飛びはじめる
風速20m/s  小枝が折れる
風速25m/s  瓦が飛び、テレビアンテナが倒れる 
風速30m/s  雨戸がはずれ、家が倒れることもある

● 1時間の雨量と降りかた
1時間の雨量  雨の降り方
8〜15mm  雨の降る音が聞こえる。
15〜20mm  地面一面水たまり。雨音で話し声がよく聞こえない。
20〜30mm  土砂降り。側溝がたちまちあふれる。大雨注意報。
30〜50mm  バケツをひっくり返したよう。大雨警報。場合により避難の準
備を始める。
50mm以上  滝のように降る。土石流が起こりやすい。